尿管結石の症状と【効果的な予防方法】を徹底解説!

尿管結石は、腎臓に結石ができるところから始まります。

 

わき腹から少し背中側の所にあるソラマメのような形をした臓器が腎臓です。
大人の握りこぶしよりもやや大きいくらいのサイズで、左右にあります。

 

この腎臓から尿管がでて膀胱へと繋がっています。

 

尿成分の一部が析出・結晶化して腎臓や尿管、膀胱、尿道に石様の物ができることを尿路結石と言います。
95%は上部尿路結石で、腎結石か尿管結石です。

 

30〜50歳代の男性に多く見られ、障がい罹患率は男性では9%と言われています。

 

尿管結石の原因って?

主に、水分不足、過食や偏食、ストレス、薬の影響などが原因になります。
女性の場合は更年期が原因のこともあります。

 

尿管結石の痛みって?

結石が腎臓内にある時は、あまり悪さはしません。

 

自覚症状は違和感や鈍痛程度ですが、背中のウエストライン辺りをこぶしで叩くと響くような痛みを感じることもあります。

 

ただし、嵌頓と言って腎臓内に埋まりこんでしまうと疝痛発作が起きます。

 

この痛みは救急車を呼びたくなるレベルです。
「痛い痛い死ぬ」と叫びながら搬送されて来る人もいますが、痛みの割に命にかかわることはまずありません。

 

腎臓内にあった結石が尿管内に落ちて尿管結石となると、激しい痛みを感じます。

 

この痛みは結石が狭い尿管を通るからだけではなく、石が尿の通り道を塞いで腎臓に尿が溜まって腎臓が腫れるから、そして尿を押し出そうとして平滑筋でできた尿管壁が痙攣するからです。

 

ちょうど陣痛と同じメカニズムです。陣痛は子宮壁が収縮しますが、子宮壁も平滑筋です。

 

尿管の結石が膀胱内に流れ込むと痛みは落ち着くのですが、膀胱へ行くまでには3か所の関所があります。

 

腎盂尿管移行部、腸骨動脈交叉部、尿管膀胱移行部の3か所は尿管が狭くなっているので通過しにくく、ここで留まりやすいのです。

 

無症候性血尿

また、時に血尿が出ることがあります。

 

どこも痛くないのに血尿が出ることもあり、これを無症候性血尿と呼んでいます。

 

また、目で見て血尿だと判る場合を肉眼的血尿、尿を遠心分離器にかけて顕微鏡でみて初めて判る血尿を顕微鏡的血尿と言います。

 

尿管結石の予防

このような痛い思いをしなくても良いように、尿路結石を予防するにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

 

夜遅くの飲食を減らす

1つ目は、結石は夜に作られるということを覚えておきましょう。
夜遅くの飲食は控えめにするのがベターです。就寝2時間前以降の食事は良くないのは、ダイエットや生活習慣病だけでなく、尿路結石でも同様です。

水分を十分に取る

2つ目は、水分を十分に取ることです。
尿路結石は夏に多く発症します。しかし、尿管を毎日水洗いしていれば、結石はできにくいです。十分な水分を取って、毎日奇麗に水洗いしましょう。
ただし、ビールやアルコールは水分補給にはなりません。

適度な運動

3つ目は、適度な運動です。
長期臥床している人も、尿路結石ができやすいです。
適度な運動をしましょう。